Beauty Oil Kitchen

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【インタビュー】プロアスリートに学ぶ「身体をつくる食事とオイル」~スポーツインストラクター松野有里巳(まつのありみ)氏

3人アイドルグループribbonで活躍。今では経営者、女優、そしてスポーツインストラクターと様々な顔を持つ松野有里巳さんに、身体をつくる食事とオイルについて伺いました。

いつでも自分の「体の声」に耳を傾ける

<プロフィール>

松野有里巳(まつのありみ)/スポーツインストラクター

1973年生まれ、東京都出身。3人グループribbon(佐藤愛子、永作博美、松野有里巳)のメンバー。音楽制作会社を設立し経営する傍ら、自らも女優として舞台に立つ。前々から特技であったダンスも生かし、都内各地のスポーツジムで、有酸素系のダンスエクササイズや、伝統のあるフラダンス、骨盤などを動かす調整系エクササイズなど数々のプログラムを提供している。

レッスンを通じてお客様も私も元気になる

35歳でインストラクターとしてデビューし、現在はスポーツクラブで調整系のエクササイズ、マインドフローヨガ、エアロビクス、ピラティス、フラなど週に13本程のレッスンを受け持ったりしています。ほか、体を動かすイベントに参加したり、テレビやショップチャンネルの仕事をしたりしています。私はもともとエネルギッシュでテンションが高いタイプなので、みんなを盛り上げるようなレッスンが好きですね。お客様からは「大きな筋肉を動かせるのですごく汗が出てすっきりする」と言われます。また、動きながらみんなで声を出すところも作るようにしているので、「スタジオに来ると元気になる」とも言ってもらえます。それは私のほうも同様で、お客様からいつも元気をいただいています。体調があまりよくない日でも、スタジオにお客様を招き入れた瞬間にパワーをもらえて自然と笑顔になれるんです。整理券を配るようなレッスンの場合、「期待に応えられるレッスンでなければ」というプレッシャーは大きいですね。特に日曜のレッスンは人数が多く、体育館をスタジオにして行うんです。そんな日は体調も念入りに整えて臨み、プレッシャーのかかる中で充実したレッスンができたときは大きな達成感があります。

インストラクターになって10年近く経ち、私自身もそれだけの年を重ねました。すると、「昔はできなかったけれど今はできる」ということも出てきました。たとえば、インストラクターになって間もない頃は、自分の色や個性をレッスンの中で出したいという思いが強かったのですが、経験を重ねるうちに「それは違うな」と。今ではお客様一人ひとりを見られるようになり、自分がやりたいことではなく、お客様にとって最高のレッスンになることを最優先で考えられるようになりました。ただし、20代、30代の頃よりも体のケアは念入りに行います。3本連続でレッスンなど、かなり体を使う日もありますから、レッスン前後にはかならずストレッチと体幹トレーニングに20分ほどかけています。また、レッスン中は集中しているので花粉症の症状すら止まるほどなんですが、やはり家に帰ると一気に疲れが出る日もあります。そんな夜はおいしいものを食べてゆっくり休む、それが最大のリフレッシュ法ですね。

 

 

体と対話することでわかる理想の食生活

インストラクターは見られる仕事なので、体型の維持は不可欠です。体重計に乗る習慣はないのですが、毎日レッスンで自分の全身の姿を見ているので、ちょっと太ったなとか痩せたなとか、すぐわかりますね。ただし、太り気味かなと思ったときでも、夕食の量をちょっと控えめにするとかご飯をお茶碗の半分にするとか、それだけです。〇〇しか食べないとか全然食べないなどの極端なダイエットはしません。日常の食事もアスリートとしてバランスよく食べることを心がけています。

一時期、定期的にファスティングしていたことがあります。ファスティングの後はすごく味覚が敏感になるので、それ以来、調味料に気を使うようになりました。少しお値段が高めでも体によくておいしいものを選ぶと、料理の味が驚くほど違います。また、ファスティングは普段自分の食べているものを見直すきっかけにもなり、今の自分が何を欲しているのか、何が不要だと言っているのか、そんな体が発する声に耳を傾けるようになりました。私の仕事は自分の体調に敏感でないとけがにつながってしまうので、体の声を聞くというのはとても大事なことです。だから食べたいと思うものもできるだけがまんしたくないし、「〇〇のラーメンが食べたい」と思っているのに違う店のラーメンで妥協したくありません(笑)。食べ過ぎてしまう日もありますが、翌朝は食欲がないので体は正直ですね。頭で考えるのではなく体が教えてくれるという、体と対話することの大切さを実感しています。

オイルのおいしさは香りが左右する

私はお客様から「料理教室を開いて」と言われるほど料理するのも大好きです。使う食材に特定のこだわりはありませんが、オイルへの思い入れはちょっと強いかもしれません。運動しすぎると肌がカサカサしてしまうことがよくあるのですが、そんなとき、私は体の外側からではなく内側からケアしたい派です。顔や体にいろいろなものを塗って保湿するのではなく、バランスのいい食事を取ることで潤いを取り戻したい。そのときにいい仕事をしてくれるのがオイルです。質のよいオイルを体に取り入れていると、肌の状態がてきめんにいいんですよ。カロリーカットを目的に油分を控えると肌に如実に現れるほど、オイルと肌は密接な関係にあると感じています。

これまでオイルといえばオリーブオイルを多用してきましたが、PODOR(ポドル)のオイルと出会ってオイルの概念が覆されました。私はかなり香りにうるさいほうで、おいしいかおいしくないか、自分の食生活に組み込めるか否かは、香りが多大な影響を与えています。その香りがPODOR(ポドル)のオイルはどれも素晴らしくて、これは単なるオイルではなくもはや調味料なのではと思うほどです。なかでもいちばんのお気に入りはマカダミアナッツオイル。サラダにかけたりパンに付けたりと、わが家の食卓に欠かせないオイルになっています。ほか、フラックスシードオイルは味噌汁に加えたり、餃子の皮を生地にしたサラダピザの仕上げにかけたり、ソーメンチャンプルーでも最後にさっとかけたら本当においしくて。いいオイルを摂取すると体が喜ぶのがわかります。初めてPODOR(ポドル)のオイルを使う場合は、サラダのドレッシング代わりなど、オイルの味と香りを丸ごと感じられる使い方をおすすめしたいですね。おいしいと声に出す前に体が発しますよ!オイルは高カロリーだから太ると敬遠しがちな人もいますが、私は体脂肪もある程度保っていない女性としての美しさは保てないと思っています。実際、私のベスト体脂肪は平均して2122%、体重は5051kgです。体脂肪が20%切るとぎすぎすしてくるし、体重50kg以下の自分の写真写りはあまり好きではないし、体もちょっと元気がなくなります。

まだまだ体を思い切り動かすインストラクターとしてスタジオに立っていたいので、心身のコンディションの維持には今後も努めます。また、これからは体を動かす楽しさだけでなく、食の大事さも伝えていきたいですね。作るのも食べるのも好きだという食いしん坊なところを生かして(笑)、「体にいいものを取り入れ、何歳になっても動ける体を作る」活動を積極的に行いたいです。さらに、シニア世代に対して無理のない運動やけが予防の運動を教えていきたいとも思っています。そのためには健康運動指導士などの資格取得も必要になってくると思うので、これまで以上に勉強も必要になるでしょう。スタジオでレッスンするのも大好きですが、スタジオの外でもますます発信していけるよう、自分の引き出しを増やしていきたいですね。

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