Beauty Oil Kitchen

オイルの選び方・レシピ・イベントなど、キレイになれるオイル情報を発信

オイルプリングってなに?

簡単で健康効果が高いオーラルケアとして注目の「オイルプリング」。海外メディアで取り上げられ、セレブの間で一気に広まった健康法ですが、なにやら、一過性のブームではないようです。医師や歯科医師の推奨者も多いというこのオーラルケア、なぜ支持されているのか、その秘密をみていきましょう。

オイルプリングって?

元々はアーユルヴェーダの健康法の一つで、オイルで行う丁寧なうがいのこと。「口の中を見ればその人の健康状態が分かる」と言われ、近年、さまざまな研究で全身疾患と口腔内環境との関わりが指摘されています。特に、歯周病菌とその他の病気との繋がりが注目され、歯周病を防ぐことが健康への近道とも言われます。

この「オイルプリング」、口内細菌をオイルで絡め取って吐き出すことで、デトックス効果が期待でき、口腔内が清潔に保たれます。また、今まで口内細菌の撃退に使われていた免疫機能が他の不調に利用されることで、さまざまな健康不良の回復が期待できるのです。

効果が期待できること

口腔内を健全な状態にすることで免疫力が上がり、体中のさまざまな疾患・症状の改善が見こめます。

 

・歯のホワイトニング

・口臭予防

・歯周病、歯肉炎、虫歯などの歯の疾患予防

・のどや口内の乾燥予防

・慢性疲労

・顔の筋肉を動かすことでシワの予防

・脳の活性化

・皮膚炎

・アレルギー

・抜け毛、白髪予防

・腰痛

・気管支炎  …などなど

オイルプリングの手順

最低でも1日1回、満腹の状態だと口の中に苦味を感じることがあるので、空腹の状態が望ましいとのこと。朝の起床後などがおすすめです。

用意するものはオイルとスプーンだけ!

 *オイルは、ココナッツオイルやオリーブオイルなど、植物性のものならなんでもOK

①水を飲む:

水を飲むことで、細菌を除去するサポート役である唾液が出やすくなります。

起床後の場合は口の中が細菌だらけなので、水を飲む前に軽くうがいをしてください。

②オイルを口にふくむ(大さじ1程度):

歯の間、舌の上、奥歯…と、口の中全体にオイルが行きわたるように、ゆっくりもぐもぐ転がします。転がしていると唾液が出てくるので、最初は少なめのオイルで慣らすのがいいでしょう。途中で苦しくなったら無理せず吐き出し、やり直し。合計で1520分間を目標に。

1520分後、オイルを吐き出す:

排水口には流さずに、ティッシュや袋などに吐き出して捨てましょう。

注)オイルには口内の細菌が付着しているので、絶対に飲み込まないこと!

④口を水ですすぐ:

 歯磨きを行う場合は、オイルプリングの後に。オイルによって歯の汚れが浮き出ているので、より汚れが落ちやすくなります。