正しい油の使い方

●揚げ油は酸化します。黒くなった油を使っていけません。

●油を加熱するとトランス脂肪酸が発生します。トランス脂肪酸は心臓病の原因となるので、2018年からアメリカでは禁止されています。

●サラダ油はオメガ6が主成分なので取り過ぎ注意です。

●精製油は発煙点が高いので安心です。

「精製オリーブオイル」210℃

「精製米オイル」254℃

「精製ココナッツオイル」220℃

「パームオイル」一時禁止されていた有害油ですが、トランス脂肪酸禁止によって、再び使われるようになりました。ガンや糖尿病の原因になると知られています。環境問題になっていることも知ってください。

●オメガ3(α-リノレン酸)

血中の中性脂肪を下げる作用、血栓ができるのを防止する作用、高血圧を予防する作用があるといわれています。

α-リノレン酸を原料にして、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が体内でつくられます。オメガ3を多く含む亜麻仁油・えごま油は加熱に弱いと知られています。煙点の高いサチャインチオイルはオメガ3に近い量のオメガ6を含むので注意してください。

●動物性油ラードは酸化が早くトランス脂肪酸が心配。ギー(発酵バター)は高価だし入手しにくいです。

●置き換えて、控えたいオイル以下の4つです。

トランス脂肪酸、マーガリン、ショートニング、加工食品。

●必須脂肪酸のうちオメガ6系オイル

オメガ6系オイルは様々なシチュエーションで使用されていて、知らず知らず摂取できてしまうので置き換えて欲しいです。

この記事を書いた人

白澤卓二先生