はじめまして、地曳直子です。

私はオイリストという肩書きで、脂質栄養学のセミナーや、様々なオイルを使った料理教室、体内の脂質のバランスを測る検査の普及活動などをしています。

オイルに興味をもったきっかけ

元々は、家族の病気がきっかけで分子栄養学を学び、7年程前までは栄養 療法を教えていました。
栄養療法において、多くの場合、最初にするべきことが「油を変えること」で、毎日無意識に摂っている植物油や食材に含まれる脂質の種類によって心身の状態が大きく影響するためです。
しかしながら、今でこそオメガ3やMCTなどが健康に良いオイルとして メディアでも取り上げられる様になりましたが、当初はまだ油の重要性 はあまり知られていませんでした。
こんなに大事なのに、それを知らないことで病気が増えてしまうなら、自分が伝えていこう思い、脂質栄養学を軸にすることを決め、オイルの選び方などをお伝えするようになりました。

オイルを勉強してご自身が変わったこと

私自身、幼少期からアレルギー性皮膚炎と花粉症が酷かったのですが、オイルや食材の脂質を意識して選ぶようになってから数年後、ほぼ症状が出なくなりました。
また、気づいたら冷え症も治っていました。

今後の活動や夢

脂質は、バランスがとても大事な栄養素ですが、自分がどのようなバランスで食べているかを把握することは難しいため、体内脂肪酸バランスを測ることの出来る検査を推奨しています。
元々日本の食事は世界的に見ても脂質のバランスが良く、それが⻑寿の要因の一つだと考えられていましたが、近年、食の欧米化によりバランスが悪くなったと言われています。
実際、脂肪酸検査の結果を見ても、バランスを崩している方が多いです。
体内の脂肪酸バランスが崩れると、様々な疾患のリスクが高まることが分かっていますが、実は、食事で摂る脂質を変えることで簡単に整えることが出来るのです。
脂質の大切さや、オイルや食材脂質の選び方・摂り方を伝えていくことで、脂肪酸バランスを整えられる人が増え、体調不良で苦しむ人が減るよう、今後も活動をしていきたいと思っています。

この記事を書いた人

地曳 直子