オリーブオイルの選び方【その2】
前のコラムで触れた項目を少しだけ詳しく見ていきましょう。
・収穫時期
オリーブオイルはオリーブの実を搾っただけの一種の野菜であり、ローフードです。
完熟しすぎや収穫して時間の経った実は鮮度が落ちて、良い品質のオイルが取れません。
・原産国(地域)
品質の良し悪しには関係ありません。が、栽培歴史が浅かったり、製造技術が未熟な国や産地は存在します。
・オリーブの品種
数千種あると言われます。原産国や地域の土壌に合うものや栽培方法によって味わいが異なります。ワインの品種に近いイメージです。
・キャップ
詰替防止に、簡単には注ぎ口が取れない加工になっています。
・認証マークの有無
有機認証や酸度(0.8%以下)を確認ください。
・価格
上記の通り、オリーブオイルは加工度が低い農産品です。手摘みだと人件費もかかり、一説に良質オイルの原価の8割は人件費と言われるほどの製品です。
考えてみて下さい、良質のオイルは安く製造ができるはずがないのです・・・・・