夏本番。暑さで食欲が失われ気味になりがちです。そんな時に召し上がっていただきたい一品。体の熱を冷ます作用のある茄子と、胃腸の働きを助け体を元気にするなつめ、黒きくらげ、豚肉など、体に良い食材を使い具沢山でボリュームあるピリ辛スープに仕上げました。仕上げにアプリコットシードオイルで杏仁の風味を足してお召し上がりください。(レシピ:望月じゅん)

材料(4人分)
茄子(中) 3本
豚バラ肉 100g
エリンギ 2本
もやし 60g
黒きくらげ(乾燥) 3g
なつめ 4個
水 600ml
干しえび 大2
生姜(薄切り) 10g
にんにく 5g
五香粉 大1/2
花椒 小2
豆板醤 大1
梅酒(または焼酎) 大2
塩 適量
魚醤 小1
アプリコットシードオイル 適量
ごま油 大2
ラディッシュ(薄切り) 適量
 ※ある場合のみでOK
三つ葉 適量

作り方

  • 干しえびを600mlの水に漬ける。なつめは水で戻す。黒きくらげは水で戻し、軸のかたいところは取り除き、食べやすい大きさにカットする。
  • 茄子は大きめに乱切りにする。エリンギは軸の部分を縦に切って、斜め薄切りし、笠は薄切りにする。もやしは2,3等分にカットする。豚バラ肉は3㎝幅にカットする。生姜は薄切りにする。
  • 鍋にごま油をひき、生姜、つぶしたにんにく、もやし、エリンギ、五香粉、花椒、豆板醤を入れ、中火で炒め合わせる。
  • 全体が馴染んだら、干しえびをもどし汁ごと、豚バラ肉、なつめ、黒きくらげ、梅酒を加える。塩を小匙1/2杯、魚醤を加える。ふつふつしてきたら蓋をして10分煮込む。味見をして、塩で味をととのえる(写真右)。
  • 器に盛り、ラディッシュの薄切り、三つ葉を盛り付け、アプリコットシードオイルをかけていただく。

レシピ考案者:望月じゅん

プロフィール

料理家、シニアオイルソムリエ、クリエイティブディレクター

野菜やハーブを主役に、オイル、発酵、お茶をテーマにした季節の草木料理を提案する。定期的にオイルのワークショップ(調味料や保存食づくり)ホリスティックな栄養講座を開催。料理教室準備中。「心地よさ」「整える」「つなげる」を大切にした食と健康のプロジェクト『寧月-shizuq-』を運営。

オイルソムリエ及び料理家としての実績:

オイルの祭典『Oil in Life』の運営、展示会でのアドバイザー、ワークショップ、料理とオイル講座多数主催。『釣りフェスティバル』などイベントでの料理デモンストレーション出演。大手製菓メーカー『ヨックモック』の新商品企画に協力。TV番組におけるオイル料理のフードコーディネーター。『mybest』『からだにいいこと』などの雑誌、WEB、ラジオ等の執筆、電話出演(https://my-best.com/lists/900)。オイルアドバイザーの資格取得講座講師、レシピ製作、料理教室など。2022年4月オール・ケッチァーノのクリエイティブディレクター就任。

この記事を書いた人

望月じゅん