Beauty Oil Kitchen

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ココナッツオイルで実現。若返りのキーワード「ケトン体質」

アンチエイジング研究の第一人者でメディア出演も多い順天堂大学大学院教授の白澤卓二先生が提唱する「ケトン体質」。このキーワードとココナッツオイルとの関係を探っていきます。

ケトン体ってなに?

ケトン体とは、中鎖脂肪酸から合成されるエネルギー物質のこと。特に脳のエネルギー源として有名です。

これまで、私たちが生きていくうえで必要なエネルギー源は「ブドウ糖」であると考えられてきました。一方、ブドウ糖が豊富な炭水化物や糖質は、摂り過ぎると肥満や糖尿病の危険性も増してしまうというリスクがあります。

しかし近年、ケトン体からもエネルギーが作られることが明らかに。つまり、ブドウ糖摂取からケトン体摂取へのシフトチェンジを行うことで、肥満や糖尿病のリスクを回避、さらには、血管の老化や認知症の予防、ダイエットなどにも高い効果が期待できるのです。

ケトン体を上手に摂って「ケトン体質」に…それに一役買うのが「ココナッツオイル」。ココナッツオイルには、ケトン体を作り出すために必要な中鎖脂肪酸が豊富に含まれているのです。

ケトン体の効果的な摂り方

1.     毎日摂取すること。

2.     摂取量の目安はココナッツオイル大さじ1(ココナッツミルクなら大さじ2)13回。

3.     食事の3時間前の空腹時に摂るのがベスト。ケトン体が最も活発化するのは体内のブドウ糖が少ない状態の時のため、空腹時の摂取が最も高い効果が期待できます。

4.     簡単な摂取法は、コーヒーや紅茶、豆乳などの飲み物に加えること。飲み物とオイル(もしくはミルク)が混ざりにくい場合には、ミキサーで撹拌したり、水筒などに入れてシェイクしてみてください。まんべんなく混ざって、クリーミーな味わいになります。

ココナッツオイルはたくさんの商品がありますが、せっかく摂取するなら質の高いものを選ぶことが重要。チェックすべきは、中鎖脂肪酸の含有量。ものによっては、飽和脂肪酸と表記されていたり、カプリル酸・カプリン酸・ラウリン酸という3つの脂肪酸名になっているものもあります。いずれにしても、栄養成分表示を見て100g当たり60%以上の中鎖脂肪酸を含んでいるものがおススメです。