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今こそ紅茶~ストレス緩和と健康美容、ウイルス予防まで~

出会いと別れの春。新生活も始まり、ただでさえストレスフルなうえにウイルス問題まで加わって、心が沈みがちの人も多いのではないでしょうか?そんな時、効果的なリラックスアイテムが紅茶です。リラクゼーションだけではなく、以前からウイルスの抑制作用があると研究されている、身近で安全なパワードリンクなのです。

紅茶の主な成分

1600年初頭。中国からヨーロッパへと伝わった紅茶は、当初から薬用効果があるとされ、薬局で販売されていました。その後、徐々に貴族や上流階級へと広がっていきます。東洋から西洋まで、世界中で愛されている紅茶の、主な成分をご紹介します。

〇ポリフェノール…渋みの成分。

 中でもカテキン(タンニン)は、私たちに馴染みが深い煎茶の2倍近くあります。

〇カフェイン…苦味の成分。

 実は、焙煎前のコーヒー豆と生の紅茶葉で比べると、カフェイン量は紅茶の方が多いのです。焙煎や発酵、抽出の過程でこの分量が逆転します。

〇ビタミン・アミノ酸など…旨味、甘味の成分。

 疲労回復に役立つビタミンB群や、旨味甘味のもとのアミノ酸を多く含みます。他にも、私たちの身体に必要な微量元素であるマンガン、銅、亜鉛、ニッケル、ヨウ素、フッ素なども含まれています。

何に効くの?

今では紅茶の代名詞ともなったイギリス。その紅茶人気に火を付けたのは、コーヒーハウス「ギャラウェイ」と言われています。オーナーであるトーマス・ギャラウェイは、紅茶を100種類近い病気に効く特効薬として宣伝したほど。特に代表的な効用をご紹介します

 ●脳卒中予防・血圧上昇の抑制

 ●ガンの抑制

 ●動脈硬化の進行を抑える

 ●食中毒の解消

 ●インフルエンザの感染を阻止する

 ●アレルギー予防

 ●筋肉を刺激して運動能力を高める

 ●虫歯予防

 ●眼精疲労の緩和

 ●リラックス効果

 ●ダイエット効果

 

特に今、注目されているのがインフルエンザを代表とするウイルス感染の予防・阻止です。国立予防研究所と昭和大学医学部、三井農林株式会社食品総合研究所が合同で行ったマウスを使った実験では、確かに効果があることが証明されています。また、日本大学薬学部の研究では、紅茶うがいがウイルス感染の予防に役立つと報告されています。カップ1杯の紅茶を5~10倍に薄めてうがいすると、カゼ予防に効果が期待できるとのことです。

効果的な飲み方

◇ストレート、もしくはレモンティーで。

 ミルクや豆乳を加えると、紅茶の有効成分ポリフェノールがミルクのタンパク質に取り込まれ、ウイルスを抑制する効果が下がってしまいます。

◇甘党の人は、ハチミツを。

 甘い飲み物が好きな方は、砂糖などの甘味料を入れてもOK。でも、せっかく健康美容に有効な紅茶なのですから、加える甘みも、殺菌作用が認められているハチミツがおすすめです。ハチミツは、喉の痛みや咳止めにも効果があることは有名ですね。

◇ホットでもアイスでもOK

 温度の違いで、味は左右されるものの、効能はさほど変わりません。ホットでもアイスでも、自分の好みで楽しんでくださいね。

 

[参考]

https://www.tea-a.gr.jp/labo/

http://www.catechin-society.com/index.html

http://www.seasontea.jp/index.html

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