ビタミンE豊富な植物油

アンチエイジングにも妊活にも大事なビタミンE。

ビタミンEにはトコフェロールとトコトリエノールというグループがあり、それぞれα、β、γ、δの4種類があるので合計8種類となりますが、一般的にビタミンEとはα-トコフェロールを指します。

私たちは毎日の食事からビタミンEを摂り入れていますが、その20%程を植物油から摂っています。

では、どんな植物油に含まれているのでしょうか?
最も豊富に含まれるのは、ひまわりオイルで、39mg/100g、食事摂取基準では、ビタミンEの1日目安量は、成人男性で6mg〜7mg/日、成人女性で5mg〜6.5mg/日なので、ひまわりオイルを10g摂ると一日量の半分以上摂れることになります。他にも、アボカドオイルや米油、アーモンドオイルにも豊富に含まれます。

ただ、ビタミンEはオイルの製造方法によって残留量が異なります。主に、精製オイルの場合、製造過程の最終段階の脱臭工程で失われてしまうので、ビタミンEを摂る場合は精製していない圧搾オイルがお勧めです。

この記事を書いた人

地曳 直子